猫まみれの猫サイト

にゃんてな | 猫ブログ

ライフステージ 猫育児ブログ

体験談「乳飲み子を保護する」

更新日:

体験談「乳飲み子を保護する」

つい先日、体験談「仔猫を保護する」の記事を書き乳飲み子を育てた事はないと書いたのですがその日はたちまちやってきました・・・。
この「乳飲み子を保護する」の記事では、乳飲み子を拾った時、そのか細い命をつなぐ方法を実体験を元に書いていきたいと思います。

保護する

乳飲み子授乳
さて、私が乳飲み子を発見した時のエピソード。
ある夜22時過ぎ、マンション階下の広場から聞こえる「ミィ~ミィ~」と鳴く声。
このような事はたまにあるのですが、大抵はすぐに泣き止んだり聞こえなくなる事も。
でもこの時ばかりはなにかピンとくるものがあり、娘と階下へ。
すると、傾いた小さな段ボールにうごめく四足の生き物!あまりにも小さくて猫!という見た目ではありませんでした。
とても小さくそして強くなき叫ぶその子をみて、思わず涙が出たのでした。

迷わず家に連れて帰ったのは22:30頃。
連れて帰ったもののこんなに小さい猫を拾うのは初めてのこと。
ベリーの主治医でお世話になっていた獣医の先生の携帯に電話して指示を仰ぐことに。
(獣医の先生個人の携帯は以前に好意で教えて頂いており知っていましたが、この時、電話する事をかなり迷いました。けれどとにかく命をつながなければと必死でした)

先生との話で猫用ミルクを与えなければいけないが、すでに開いているお店もなく先生の好意で病院のミルクを分けて頂く事になりました。こうして幸運にも保護して数十分後には動物病院で先生の処置を受ける事が出来たのです。
(今思うと、ドン・キホーテやともすればコンビニなど夜遅くにでもミルクを手に入れる方法はあったのかもしれません。)

まず病院でしていただいた処置としては、排泄補助。
お尻をトントンして排尿と排便をさせます。この時は排尿だけ、そしてミルクをシリンジで与えてもらいました。
また、先生の好意で駆虫薬も少しつけていただきました。
(我が家にはすでに2匹の大人猫がおり、その猫達に外猫の持っているであろうダニやノミを移さない為です。)

この小さな命、保護時110グラム。
生まれたばかりの平均体重は100グラムなので、見立ては生後1日~2日。
まだへその緒もついていて、当然目も開いていない状態です。

育児生活スタート

乳飲み子 授乳

さぁ、この日から育児生活が始まりました。
手の平サイズの仔猫の住み家はキャリーで十分。

猫の育児は体温管理と授乳、排泄の補助が肝心です。

体温管理はキャリーの中に毛布を敷いて、500mlのペットボトルにお湯を入れて更に火傷しないようにタオルでくるんだ物をいれておきます。ペットヒーターなるものがあればそれで良いのですが、代用はペットボトルで十分でした。(但しペットボトルのお湯は数時間置きに入れ替えます。)
また、毛布の下にはカイロを入れます。こちらも火傷をしないように毛布を一枚挟みます。

猫が暖かい場所とそうでない場所を行き来できるように両方のスペースを確保します。

仔猫の住み家はこれで完了!
後は3時間おきの授乳と授乳前の排泄補助。
通常フルタイムで仕事をしているのですが、幸いにも仔猫を保護した翌日はお休みだったのでほぼ3時間おきに授乳は実行する事ができました。
ただ、こちらが授乳タイムに起こしに行かないといつまでも寝ているのでこれは想定外でした。
この子はもしかしたら食にあまり興味がないタイプなのかもしれません。

授乳は10CCを3時間から4時間おき。
病院では先にゴムのついたシリンジを譲っていただいたのと共に、その場で哺乳瓶も購入してきました。
ちなみにシリンジは飲みが悪い時ようで、自分で吸い付く力があれば哺乳器でとの事でした。

幸い仔猫は元気でシリンジのお世話にはならず、翌日からぐいぐいと哺乳器の乳首を吸いミルクを飲むのでありました。

通常乳飲み子の体重は1日に平均10gづつ増加するそうで、その後仔猫は以下のように平均値通り右肩上がりの体重増加になりました。

保護時(生後2日目) 110g
生後3日目 118g
生後4日目 132g
生後5日目 138g
生後7日目 163g

※この体重の経過は体調管理の為に毎日決まった時間に記録。体重だけではなく排尿、排便の記録も付けました。特に排便は便秘や下痢の状態も把握できるので重要です。

仔猫用ミルクの代用

さて、私のようにすでに夜遅くミルクを購入する事が困難な場合どうすればよいのでしょう。
今回はかなり運がよく獣医の先生が特別対応をしてくれたお陰で事なきを得ましたが、それがなければと思うとぞっとします。
遅い時間なら深夜まで開いているスーパーやドン・キホーテに走るという手があります。
また、人間用の粉ミルクを2倍に薄めたものをあげるという方法もあります。ちなみに人間用ミルクはコンビニで購入できるでしょう。

もしくは以下のレシピでミルクの代用を作る事もできます。
【牛乳250cc + 卵黄1個分 + 砂糖小さじ4杯】
温度は人肌程度(35℃~40℃)にします。

注意として、牛乳は与えない事。牛乳には乳糖が多く含まれておりこれを仔猫が接種してしまうと消化不良を起こし下痢になってしまそうです。

いづれにせよ、翌日には動物病院に連れていき獣医師の指示を仰ぐ事がお勧めです。

費用内訳

仔猫を拾ったらそれなりの費用も必要です。参考までに保護してからの費用を記載してみます。

ワンラックキャットミルク大270g 2100円(税抜)

ワンラックキャットミルク大270g 2100円(税抜)
吟味された食品原材料のみで作られた幼猫(哺乳器・養育期の子猫)用の特殊調製粉乳(総合栄養食)です。成猫にもご利用いただけます。
成分を猫の母乳に近づけています。産まれたばかりの幼猫をワンラック・キャットミルクだけで哺育できます。乳糖を調整してあり、おなかに優しいミルクです。特殊加工技術により、溶解性に優れています。

出典:Amazon

※ミルクについては生後2週間で飲み干してしまった為、同じ物を追加購入。

森乳サンワールド 哺乳器細口乳首 スペア付き 1100円(税抜)

森乳サンワールド 哺乳器細口乳首 スペア付き 1100円(税抜)
細口乳首哺乳器。煮沸消毒もできて衛生的な哺乳器

出典:Amazon

駆虫の処置(数回に分けて) 1600円(税抜)

※駆虫については後日部屋の中にノミの死骸を2匹発見!念の為、飼い猫2匹にのみダニが移らないよう自宅で処置できる駆虫薬フロントライン2匹分を処方してもらいました。こちら2匹分で2800円(1400×2)も費用としてかかりました。

外猫を家に入れる時の注意

我が家のように既に先住猫がいる場合、仔猫は最初完全隔離が望ましいでしょう。
外猫はどんな病気をもっているかわかりませんし、先述したようにノミやダニが付いている可能性もあります。
伝染性のウイルスは仔猫に直接接する事がなくても人間を通じてかかってしまう事があります。
今回は獣医さんの指導もあり、部屋は完全隔離、仔猫の世話をする私と娘は仔猫を触った後は石鹸で手洗い、消毒を行い、更に仔猫を触る時はそれぞれエプロンをして服に直接触れないようにしました。
また、保護してから数日はスプレー式の消毒液をドアの取っ手などにも噴霧。
しばらくは限界態勢でピリピリした日々を送る事になります。

授乳サイクル

猫 乳飲み子
仔猫の育児マニュアルには生後2週間目位まで3~4時間おきに授乳をすると書かれていたので、なるべくマニュアル通りになるように、仕事に行く前に授乳、仕事中50分の休憩時間に急いで帰宅しては授乳、その後10歳になる娘が小学校から帰宅して授乳等々、授乳に2週間位は授乳に明け暮れました。

娘が猫の排泄と授乳の世話を出来る事はフルタイムで働く私には育児の強い味方でした。
また、乳飲み子育児経験のあるママ友も預かり保育をかってでてくれ本当に大変な時は仔猫を授乳グッズと共に預けた事もありました。

在宅で仕事をしている人や自宅にいる事が多い人は3~4時間おきの授乳がそんなに困難でないかもしれませんが、一人暮らしの人や普段から留守がちの人は対処に困るのではないかと思います。
そんな時はかかりつけの獣医さんに相談する、あるいは動物好きな知人などに相談してみるのもありかもしれませんね。
意外と育児を手伝ってくれる応援者が周りにいるかもしれません。

検査

猫 乳飲み子

外猫は仔猫であればお母さんからの病気を受け継いでもらっているかもしれませんし、ある程度成長した猫であれば他の猫との接触で病気にかかっている可能性はあります。
自宅で既に猫をかっている場合や、里親を探す際必ず不可欠になるのが血液検査です。
検査の目的はエイズ、白血病にかかっていないか。

よく、里親募集の掲示板にも「エイズ・白血病陰性です」などの一文が書かれていますがエイズは他猫との喧嘩の傷、白血病は唾液などからも伝染してしまうそうです。

検査は少量の血液で可能という事なので生後3週間で行いました。
もし陽性反応が出てしまったらグルーミングからでも移ってしまう事から仔猫と先住猫は一生別々の部屋で隔離して暮らさなければならないと聞いていました。果たしてこの3LDKのマンションでそんな事が出来るのだろうか・・・と検査結果が出るまで気が気ではありませんでした。(どんな事に関しても悩んでしまう性質であります。)

そして、結果は陰性。

ここまでミルクの飲みもよく、体重も順調に増え、血液検査も問題なし。
先住猫にも大きな変化は見られず、極めてスムーズな仔猫の受け入れでありました。

しかし、一方ではパルボウイルスなどにより仔猫や先住猫が亡くなるという話を聞くこともあります。
前回、猫を拾った時もそうでしたが、先住猫を守る為にも簡単に外猫を家にいれてはいけないと後になってから反省するのであります。
(かと言って、目の前で助けを求めている命を見過ごす事は到底できないのですが。)

四苦八苦の授乳と排泄

猫 乳飲み子

仔猫の体調面の心配はなく極めて順調な子育て生活のように書いてきましたが、なにせ初めての乳飲み子の育児。
手探りで進みましたが困った事、わからない事も多々ありました。

授乳においては哺乳器の扱い。仔猫によっては吸う力が弱くて哺乳瓶の乳首を吸えない子もいるらしいのですが、この仔に関しては拾ったその日からぐいぐい吸い付きました。ただ、(今から思えば)ほんの10㏄を飲むのに結構大変でした。本当に吸えているんだろうか?ミルク出てる?と一生懸命吸いつく姿を見守る事しばし。
数回授乳した後に知ったのですが。、ミルクの出が悪い時は乳首の先にほんの少し切り目を入れる、針でいくつか穴を開けるなど工夫をすればよいそうです。乳首の先に工夫を施してからもなかなか減っていかない哺乳器のミルクを見ては、やきもきして押し出すように哺乳器の側面を押して飲ませたものでした。

次に排泄。乳飲み子の頃は授乳の前に肛門辺りを刺激して排尿と排便を促してあげなければなりません。
通常母猫がする行為です。排尿は全く苦労する事無くできたのですが、この仔猫に至っては排便が超難関でした。
拾って直後に病院に行った時、獣医さんに便をだしてもらったのが1回。その2日後にゆるゆると私達が不在時に軟便を出し便まみれになるという事件で2回目の排便。

その後は何度お尻をトントンしようと一向に出す気配なし。便秘になってとうとう1週間目に病院で浣腸をしてもらう事に。翌1週間も結局出ずに2週連続浣腸によって排便をする事になりました。

仔猫の排便を促す方法は色々あるのですが私が主に行ったのは次の通り

・ティッシュや湿らせたガーゼでお尻をトントンする。(この時にトントンするのはあくまでも肛門部分)
・半身浴。洗面器にぬるま湯を入れ仔猫をつからせます。お腹も優しくマッサージ。
・お腹をのの字にマッサージ。
・綿棒をオリーブオイルにつけて綿棒浣腸(綿棒の先を軽く肛門に入れる)

基本的には授乳の前、排尿と一緒のタイミングでしますが、ダメな場合は授乳後、腸が動いている状態にやるのも効果的だそうです。

2週連続浣腸の後、なかば諦めかけていた排便をさせるという母猫の役目ですが、なんと3週間目(便秘5日目)には見事排便させる事に成功!綿棒浣腸と私の強い執念が身を結んだのです。

その後もなんとか週に一度のペースで排便。本当は2、3日に一度のペースが望ましいのでしょうが、この仔は週1しか出さないと決めているのかもしれません。

順調な育児生活の中で唯一苦労したのでこの排便でした。今回はミルクの飲みも良く、順調に体重も増え、元気いっぱいだったので事なきを得たのですが、便秘によってミルクの飲みが悪くなるようであれば早めに病院に連れていく方がよいかもしれません。

排便において獣医さんに言われたのは「神経質にならずにリズミカルにお尻トントン!」でした。

人間の子育ても同様ですが、こちらが難しい顔をしてたら相手にも伝わるんでしょうね。
あまりに出ない場合は病院に連れていくという最後の手段に頼って気長にやっていけば良いと思います。

ここまで生後一ヶ月の育児を体験しましたが、赤ちゃんの頃は人間も猫も一緒でした。
お腹がすいたら起きてぐずり、退屈だったらぐずり、後はひたすら寝る!
あまりに寝ていばかりいる仔猫を見ては生きてるか毎回心配になるほどでした。

里親募集をするか否か

猫 乳飲み子
育児体験談には入る前に、仔猫を拾ったら選択すべき事があります。それは家の子にするのか、貰い手を探すか。
もし猫を飼いたいと思っていたら全く問題はないのですが、往々にして、捨て猫は突然目の前に現れます。
今回の場合も、捨て猫がいたら保護するという決意は日ごろから抱いていましたが、その先の事はあまり考えていませんでした。うちには既に先住猫は2匹いるが、娘はひどいアレルギー体質などという背景があり気持ちは飼う、飼わないと揺らぎ放題だったのです。
動物病院の先生からは里親すぐに付けられるよという申し出も頂いていたのですが、どんどん可愛くなっていく仔猫、確実に私も娘も情が移るのは目に見えており、そして何かのご縁だと思いうちの子にする事に決めました。

命名「るい」男の子です。

もし、仔猫を拾って自宅では飼えない場合、血液検査をして離乳した頃位に里親探しを始めるのが理想です。
「ペットのおうち」など里親募集のサイトなどはネット上には沢山あります。このような募集サイトで里親を探すもよし、知り合いに聞いてみるのもよいでしょう。
ただし、くれぐれも身元確かな信頼できる人に託す事が重要です。里親詐欺といって虐待の為だけに猫の里親に名乗りをあげる悪人もいるのが現状です。

離乳

猫 乳飲み子
生後1か月を過ぎ歯が生えてきたらミルクのみの生活から固形物を食する離乳に入ります。
また、早ければ生後3週間、歯が生え始めたら固形物をあげてもよいとありますが、我が家の場合は獣医さんのゴーサインを待ってからの離乳になりました。
離乳を焦る事がなかったので、極めてスムーズに初めての離乳食開始となり、初めての固形物を驚く位むしゃむしゃとほおばりました。
思えば先住猫であるちびも約生後1か月、公園でふらふらしている所を保護。
その時すでに離乳は済んでおり、トイレもばっちり。ちびに比べると、仔猫は大分甘やかせて育てられていますね。

我が家の場合は初めからパクパクと食べ始めましたが、離乳に戸惑いを感じる猫さんは離乳食を上あごに付けてやったりと少しずつ慣れさせていくようですね。

ちなみにこの度の離乳食はロイヤルカナンウルトラソフトムース 【ベビーキャット インスティンクティブ】

ロイヤルカナンウルトラソフトムース

ロイヤルカナンウルトラソフトムース
離乳期の子猫が食べやすいムース状で、母乳から離乳食への移行をスムースにします。

出典:ロイヤルカナン

種類豊富なペット用品のあるホームセンター、またはネットでの購入ももちろん可能です。
また、歯が生え始めて離乳までの時期、哺乳器の乳首を歯で噛み千切る事があります。
こうなるとゴムのかけら誤飲してしまう事がありますので要注意です。噛み始めたら早めに交換するようにしましょう。

離乳食が始めたら水分を取る事がなくなるので、お水の容器をおいてあげましょう。またはミルクを続けつつ離乳食を与えるのがいいと思います。

ワクチン接種

猫 乳飲み子
生後一ヶ月を過ぎたらワクチン接種が可能です。我が家の場合は先住猫がいる事、生後すぐに親と離れている事から少し早めの接種になりました。接種は3種混合ワクチン(猫ウイルス性鼻気管炎 猫カリシウイルス感染症 猫汎白血球減少症)。この時期からケージフリーにする為に、念の為先住猫2匹もワクチンを打ってもらう事に。
費用は1匹4000円。仔猫に限っては1ヶ月後にもう一度接種です。(大人猫は1年後)

完全室内飼いの猫はワクチン接種が本当に必要かと実は私も考えてしまうのですが、今回のように急遽外猫を家に入れる可能性がある場合は接種した方が安心です。それにウイルスは人間の靴の裏などから入ってくる事もあります。
1匹4000円のワクチン代、ワクチンを打たずに病気になってしまうと猫の命の危険はもちろん、治療費もバカになりません。ワクチン代をけちらずに1年に一度は接種を心掛けたいですね。

仔猫の遊び相手

猫 乳飲み子
仔猫は生後3週間~7週間まで社会化期と呼ばれる期間があり、この頃に目が開き、歩けるようになり、グルーミングをはじめ、そして周囲に興味がわいてきます。本来であれば親猫や兄弟猫と接する事で猫社会で生きていく様々な事を覚えていくのですが、生後すぐ親と離れてしまった仔猫はそうはいきません。
先住猫がいて可能であれば猫同士でしつけをしてもらえば楽ちんなのですが、そうすぐに仲良くはしてくれません。
ここで放っておくのではなく、人間の出番です。
母猫がグルーミングをしてあげる代わりに身体を優しくなでてあげる、暖かいタオルで拭いてあげるなどのお手入れ面や遊び相手にもなってあげなければなりません。

生後一ヶ月を過ぎると歯が生え始めて、むずがゆくあらゆる物に噛みついていきます。
仔猫「ルイ」の場合も起きている時は常に噛みついてきて大変でした。
そんな時、噛みついてくるからといって、人間の手で遊ぶのはやめなければなりません。
手に噛みつかせて遊ぶのは手っ取り早く可愛いのでついついやってしまうのですが、将来大人猫になった時に噛み付き癖が治らないという危険性があります。噛み付き癖は治すのが大変なので仔猫のうちからしつけておいた方がよいでしょう。

手に噛みつかれて遊びだした場合はすかさず噛み付く対象、猫用のおもちゃなどにすり替えます。
ただ、誤飲の危険性もあるので適切なおもちゃを選ばなければなりません。
ポイントとしては、噛み付いても簡単には破壊されないもの、布や綿、リボン、ひも類が簡単にはちぎれないものが理想です。シリコンで出来たようなキックできるおもちゃが最適ですね。
おもちゃの誤飲は仔猫だけでなく成猫にもよくある事で排便と一緒に出てきたらまだいいのですが胃や腸で詰まってしまうと大変です。

誤飲に関しては我が家の猫にも経験があり、大変だったのは裁縫中、ちょっと目を離したすきに糸のついた針を飲み込む、この時はなんと開腹手術になりました。それから、100均などで販売されているキラキラボール、こちらもかみかみしている内に食べてしまう事がありました。これは排便と共に出てきましたが。

どんなおもちゃでも誤飲の危険性は避ける事ができないので、目の届くところで遊ばせて、留守中などかまってやれない時はおもちゃを猫が開ける事の出来ない棚や容器になおしておくのが必須です。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

つくちゃん

動物が好きで子供の頃から犬や猫と暮らし、大人になったら「ムツゴロウ王国」に住むのが夢でした。結婚してからは王国暮らしではありませんが、常に猫数匹とまみれる生活です。

-ライフステージ, 猫育児ブログ

Copyright© にゃんてな | 猫ブログ , 2024 All Rights Reserved.