猫まみれの猫サイト

にゃんてな | 猫ブログ

ライフステージ 猫の健康

猫の定期健診「ペットドッグ」のススメ、病気の早期発見や病気予防にも。

更新日:

「ペットドッグ」のススメ

人間ドッグならぬペットドッグ。猫の場合はキャットドッグ。聞き慣れない言葉ですが猫に長生きしてもらうには是非知っていただきたい内容です。

ペットドッグとは

ペットドッグとは

ペットドッグとは健康診断の事。動物病院によって呼び方は異なりますが、猫でいうとキャットドッグと称して健康診断を推奨している病院が増えてきています。ペットが家族のような存在になり寿命が長くなる中で、飼い主側もペットが病気になる前に病気の予防、早期発見を促し少しでも元気に長生きしてもらおうという意識が高まっています。

ペットドッグの必要性

動物病院は費用が高いイメージがあるし、うちの子は元気だしなどと思いついつい病院に行くのを避けてしまう方もいると思います。
けれども、元気なうちだからこそ検査を行い早期発見、治療を行う事はあとあと飼い主側にとっても猫にとっても重要な事になるのです。
特に猫は我慢強い性質で飼い主が異変に気が付いた時には既に病気が進行しているという事が多いのです。人間がわかるほどの症状が現れた時には病気が進行していることがほとんどです。
そんな病気でも早期に発見して治療を行えば、治ることがあります。治らない病気でも薬やサプリメント、療法食などで進行を遅らせる事が出来る場合があります。

ペットドッグの時期と費用

ペットドッグを受ける時期ですが、一般的に若い猫さんならば1年に一度、8歳を超えた辺りからは半年に一度、定期的に行くのがお勧めです。誕生月を目安に受けたり、動物病院によっては特別価格で健康診断を行ったりという時期もあるので調べてみると良いかもしれません。
また、費用についてですが、通常は一万円前後。こちらも動物病院によって設定は様々で若い猫さんなら検査項目は少なく、高齢になるにつれてあれもこれも調べておいた方がとなり検査項目は増えていきます。ただ、高齢猫だからといって強制的に検査項目を決められるのではなく獣医さんと相談しながら決めていくのが良いと思います。

ペットドッグのコースの一般的な内容

ペットドッグのコースの一般的な内容

基本的なペットドッグのコースは以下の項目が多いようです。
・身体検査、血液検査、尿検査、便検査
若い猫さんで元気であればまずはこの項目で。料金は1万円以内が相場です。

5歳を過ぎてシニアに近づいていくと上記内容に
・胸部レントゲンや、腹部エコー検査、甲状腺ホルモン検査など気になるところが追加されていきます。
料金は1万5千円~2万円前後が相場です。

ペットドッグを受ける段取り

ペットドッグを受けよう!と決めたらまずは獣医さんに相談。掛かりつけの獣医さんがいればどんな検査内容が良いか相談してみましょう。
初診で探す場合はホームページでコース内容や料金が明記されていたりするので予め調べておきます。ただこの場合も猫の年齢や状態、気になる事があれば相談してみて検査項目を決めていくのが良いと思います。
ペットドッグは予約制の所が多く、当日は絶食の指示があります。また便や尿を予め採取しておき当日持参するという病院もあるようです。

まとめ

病気がわかってからでは既に手遅れという事もあり、医療費もかなり高額になる事もあります。高額だからといって病気の猫を見放すなんて事はできません。どうすれば最悪な事態を避けられるのか、それは早期発見、早期予防に尽きるのです。元気だから、まだ若いからという油断は禁物なのです。不調を訴えられない猫だからこそ定期的な健康診断はお勧めです。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

つくちゃん

動物が好きで子供の頃から犬や猫と暮らし、大人になったら「ムツゴロウ王国」に住むのが夢でした。結婚してからは王国暮らしではありませんが、常に猫数匹とまみれる生活です。

-ライフステージ, 猫の健康

Copyright© にゃんてな | 猫ブログ , 2024 All Rights Reserved.