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猫の健康

猫の身体の事知っていますか。猫の一生と注意すべき病気について(概要)

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家族同然のペット。
猫を飼い始めたら知っておきたい猫の身体の事。

猫の生涯

猫の平均寿命は15歳前後と言われています。猫は人間の数倍早く歳をとります。
1歳を過ぎたら立派な成猫になるのです。人間と比較すると1歳で人間の17歳、その後は一年で4歳ずつ年をとっていきます。
当然の事ながら身体も衰えていくもの、そして7歳を過ぎたころから老化が始まっていきます。
高齢猫用になるとフードにも気を遣います。そして様々な病気、痴呆なども含め介護をする時期もくるでしょう。
猫を飼い始める時はそこまで面倒を見てあげられる覚悟をもって迎えてあげなければいけません。
とはいえ、そんな先の事ばかり考えていては寂しくなるだけ。元気にご機嫌に一日一日を過ごしてもらいたいものです。そんな毎日を過ごすにはどのような事を注意していけばよいのでしょうか。

長く一緒にいる為に・・・



寿命を全うし、少しでも一緒に過ごせたら。それが愛猫家さん達の願いだと思います。当然の事ながら「最近食欲なくて・・」なんて猫は教えてくれません。毎日注意深く猫の様子を観察し、食事や水の量を把握、定期的に体重を量っておくのが望ましいです。そして、なにより室内飼いの場合は外に出さない事。外にも自由にお散歩に行くという飼い方もあるのかもしれませんが、外は野良猫との接触もあり喧嘩を原因に病気をもらってしまう事もあります。
また、飼い主側も野良猫を安易に触って飼い猫に病気を移してしまう可能性もありますので気をつけましょう。

猫がかかりやすい病気

猫にも先天性の病気や高齢になって発病するものや色々な病気があります。
猫の死因のトップは癌、腎臓病、心臓病、糖尿病で感染症関係の病気が続きます。
感染症は主に以下のような病気があり予めワクチンで予防出来る物もあります。

【猫風邪(猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症、クラミジア感染症)3種】
くしゃみや鼻水、目やに、口内炎などの症状が見られます。猫同士の接触やくしゃみなどで感染。
混合ワクチンで予防する事ができる。

【猫白血病ウイルス感染症(FeLV)】
血液中の赤血球・白血球・血小板がガン化し、更に心不全や悪性の貧血、免疫不全なども併発する。
食欲不振や発熱などがみられる、治療はそれぞれの病気に対処療法で続けるしかない。
感染した猫のすい液や排泄物、食器、母乳などから感染する。
現在ではワクチンがあり予防接種も可能。新たに猫を迎え入れる場合や多頭飼いであればワクチン接種やウイルスの検査はしておいた方がよいで。

【猫免疫不全ウイルス感染症(FIV・猫エイズ)】
人間のエイズの症状が似ている為、猫エイズとも呼ばれている。
感染は猫同士の喧嘩で噛み傷からの感染が多くみられる。
猫エイズは急性期(感染するとリンパ節が腫れるなどの症状があるが次第に治まる)、無症状キャリア(一見すると健康な猫と見分けがつかないが、その間も体内では着実にウイルスの増殖が進んでいる)・エイズ発症期(老齢化、抵抗力の低下に伴い様々な感染症を起こす)と段階的に進行していく。
有効な予防ワクチンがない為、予防方法としては完全室内飼いにする事である。

【猫伝染性腹膜炎(FIP)】
コロナウイルスが突然変異したものがFIPウイルスとなりこのFIPウイルスが病原となる。
感染経路についてはまだ解明されておらず、有効なワクチンもない。
雑種猫より純血種に感染が多くみられ発症するとほとんどが死にいたるという恐ろしい病気である。

【猫パルボウイルス感染症(猫伝染性腸炎、猫汎白血球減少症(FPV)】
感染すると激しい下痢や嘔吐、食欲不振、脱水症状などが現れる。
感染猫の排泄物から感染し、仔猫の場合は一日で死に至る事もある。
この病気は感染猫と接触した飼い主の衣服から感染する事もあり手を洗ったりするぐらいではウイルスは死滅しない。
3種混合ワクチンにより予防できる。

まとめ

予め猫の病気の事を知り、気になる症状が現れたら早めに獣医相談するのがお勧めです。
人間も猫も早期発見がカギ。うちの子は病気にならないというのは思い込みに過ぎないのです。
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つくちゃん

動物が好きで子供の頃から犬や猫と暮らし、大人になったら「ムツゴロウ王国」に住むのが夢でした。結婚してからは王国暮らしではありませんが、常に猫数匹とまみれる生活です。

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