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電話動物病院「アニクリ24」ってどんな病院?

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夜間や動物病院が開いていない時に動物の様子がおかしいと感じた時、すぐに救急病院に行くべきか、それともしばらく様子を見ていてもよいものか・・・と悩んだり迷ったりした経験がある飼い主さんも多いはず。そんな時、子供の医療相談のようなホットラインがあれば・・・。それが形になったのが電話動物病院「アニクリ24」なのです。

電話動物病院「アニクリ24」とは

「アニクリ24」とはチェリッシュライフジャパンが2007年から開始した“24時間365日 犬猫に関する電話相談を専門とする「電話どうぶつ病院」”なのです。

猫に関するあらゆる疑問や不安に全国にいる経験豊富な獣医師が親身になってお答えする、安心の電話相談サービスです。かかりつけ病院の休診日や夜間に受診が必要になったときは、受診可能な近隣病院のアナウンスも行います。
ご登録(入会料金・固定料金 不要)をすることで、早朝でも、深夜でも、休日でも、あなたの電話が直接獣医師につながります。(チェリッシュライフジャパンHPより)

電話相談専門の動物病院は恐らく現状ではこの「アニクリ24」のみ。掛かりつけの獣医さんがいても診療時間外だから電話しにくい、こんな事電話で聞いていいのだろうかなどなかなか電話しにくい事でも「アニクリ24」なら気軽に相談できそう。
他にも以下のような事も聞いていただけるそうです。

・しつけにまつわる話(食欲がないのは選り好みしているからだろうか 他)
・病気にまつわる話(この薬はいつまで飲み続けるのだろうか 他)
・お別れにまつわる話(長く苦しませたくない 他)
・人や時事にまつわる話(災害に備えてどんな対策が必要だろうか 他)

人間の病院でも同じですが、診察時には聞きにくい事や考えがまとまっておらず聞き逃した事、先生が忙しそうで聞きずらかったなんていう経験はないでしょうか。また、セカンドオピニオンにかかるほどでもないが他の医師の意見を聞いてみたいという時にも利用する事ができます。

利用をするには

個人が利用するに1分300円(税抜)の従量課金制(相談料金)別途通信費。入会金、固定料金は不要。支払い方法はクレジットのみ。
電話どうぶつ病院アニクリ24のサイトhttps://www.anicli24.com/で登録。飼っている頭数分を入力しておけばそれぞれの電子カルテを作ってもらえるようです。この時点では代金はかかりません。
いざという時、慌ててしまわないように余裕のある時に事前登録しておくとよいですね。

また、月額980円(税別)の固定料金プラン有り。こちらは提携している取次店(ペットショップ等)で入会できるようです。取次店が近くにない場合はアニクリ24事務局(03-6452-6926 平日9:00~17:00)まで問い合わせを。

このアニクリ24は動物病院とも提携しており、ある一定の時間は動物病院に直接かからずアニクリ24が対応する病院もあります。

どんな獣医師さんが電話に出るの?

さて、ここまで気軽に電話出来るから良さそうと書いてきましたが、筆者の私は結構な小心者。「ぶっきらぼうなおじさん先生が出て不愛想にされたらどうしよう」なんて事が頭をよぎるのですが、アニクリ24ならその心配もないようです。アニクリ24の獣医師さんは「動物病院での診療経験が5年以上ある30代~40代の獣医師が中心です。男性獣医師、女性獣医師どちらも在籍していますが、8割が女性です。」との事。
獣医師紹介のページhttps://www.anicli24.com/staff/では院長の三宅先生を初め優しそうな先生方ばかりのようで安心です。
顔が見えない分だけ余計に緊張しますが、HPを見ていると詳しく説明してあるのでそんな不安も払拭されそうです。

アニクリ24物語 犬猫電話相談室

アニクリ24の院長三宅先生のエッセイ本もあります。実際にどんな相談や電話がかかってくるのか、また、三宅先生のお人柄もわかるようなエッセイ本です。


全国22,343,000の飼い主に贈る共感共鳴本
読み応え抜群、筆力の輝く、ハートフルエッセイ

愛犬がピアスを飲み込んで慌てふためく20代の女性。
愛犬の痴ほうを心配する70代女性。しつけから難病の相談まで、
33歳の女性獣医さんの日々は、想像以上に深かった……。
医療電話相談を舞台に繰り広げられる、悲喜こもごものドラマを作品化。

エッセイを通じて伝えたいこと、それは……
「人がペットを幸せにしているのではなく、
ペットが人を幸せにしているということ」

● 病院でも相談できなかった。本当に解決したいこと。
● ペットへの思いはこんなに真剣。だから悩む。だから…。
● 医療の話なのにすごくわかる。知的好奇心も喚起。

出典:Amazon

他にもある 気軽に聞けるサービス

「電話で気軽に相談出来たらいいな」のサービスはペット保険では定番のサービスになりつつあります。

アニコム損害保険株式会社の「どうぶつホットライン」https://www.anicom-sompo.co.jp/hotline/
※動物が病気になってから使うというスタンスではなく、保険を使う前から動物が健康でいられる「予防型保険会社」の考えのもと、LINEを使ったホットラインサービス。ペットの様子を写真や動画で送って医師のアドバイスをもらったり、ちょっとした心配事までも答えてもらえる電話よりも気軽に利用できるサービス。

アクサダイレクトのペット保険 https://www.axa-direct.co.jp/ag/pet/ele/index.html
※大切なペット(愛犬・愛猫)の突然の病気やケガ、しつけなどで困った時、24時間365日、獣医師が電話で相談を受付けます(獣医師への相談料無料)。

PS保険 https://pshoken.co.jp/
※24時間365日経験豊富な獣医師による無料※1電話相談サービス「獣医師ダイヤル」

保険屋さんも色んなサービスを展開されていますが、365日いつでも、そしてなんとLINEでも!調べてみて驚きの新サービスもあり便利だなと改めて思いました。

まとめ

以前、私が仕事から帰ってくると猫がびっこを引いて歩いているではありませんか。慌てた私は夜間特別料金がある事も知らず救急病院へ連れて行った事があります。結果レントゲンを撮っても以上は見られず様子を見る事に。翌日には何事もなく歩いている猫をみて、夜間特別料金6000円を後悔した事がありました。もしこのサービスに加入していてまずは相談をしてアドバイスをいただいていればこんな事はなかったかもしれません。料金をお支払いしているので「遠慮せずに電話が出来る」のも心理的に楽ではあります。
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つくちゃん

動物が好きで子供の頃から犬や猫と暮らし、大人になったら「ムツゴロウ王国」に住むのが夢でした。結婚してからは王国暮らしではありませんが、常に猫数匹とまみれる生活です。

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