猫のお手入れの中でも最も難易度が高そうな歯磨き。
どのようにすれば歯磨きがスムーズにできるのでしょうか。
猫のお口事情
さて、猫は虫歯にはならないそうです。それではなぜ歯磨きが必要なのか。
そもそも、野生の猫は肉食だったのですじ肉を引きちぎったりして虫歯にはならなかったのですが、昨今の飼い猫さん達は栄養たっぷりのドライフードなどが主食になり食べかすも残りがちで虫歯や歯周病になる猫も多いのです。猫のお口トラブルは現代病ともいえるようです。
人間と同じで、猫も特に老猫になると発病のリスクも高くなります。
歯磨き
そんなお口事情の猫さん達。できれば、仔猫の内から歯磨きになれさせたいものです。
頻度としては1日1回、難しいようであれば週に2~3回が歯垢が付きにくいと言われています。
猫は束縛されるのを嫌がります、特に口を開けられるなんて事は必至に阻止。
まずは口の周りを触る事から始めましょう。慣れてきたら指サックや指にガーゼをまきつけて歯をさわってみます。
嫌がらないようになってきたら猫用の歯ブラシで磨いてみましょう。歯ブラシは猫用の物や人間の赤ちゃん用の物でも大丈夫です。
猫の頭をしっかりと持ち、猫の口の端を両側から後ろに引くと磨きやすいでしょう。
すんなりと歯磨きが出来ればよいのですが、もし歯ブラシも指サックも難しいというようであればジェルやスプレータイプの液体歯磨きがあります。
また、デンタルフードというものがいろいろなメーカーから出ています。
これらのフードは粒の形状や硬さ、素材から歯石がつきにくいように出来ているようです。
ちなみにロイヤルカナンからは下記のようなフード。
ロイヤルカナン FCN オーラル ケア
<オーラル ケア>のキブル(粒)の大きさ、食感、形は猫が食べるスピードを遅くし、よく噛むように特別に設計されています 猫が時間をかけてよく噛むことでブラッシング効果を促し、歯についた歯垢・歯石の蓄積を抑えるサポートをします。また、歯の健康維持のためにポリリン酸ナトリウムを配合猫が時間をかけてよく噛むことでブラッシング効果を促し、歯についた歯垢・歯石の蓄積を抑えるサポートをします。また、歯の健康維持のためにポリリン酸ナトリウムを配合<オーラル ケア>のみを28日間使い続けることにより、新たな歯石の形成が約59%*軽減されました<オーラル ケア>のみを28日間使い続けることにより、新たな歯石の形成が約59%*軽減されました*オーラル ケア対応をしていない当社製品と比較(ロイヤルカナン調べ:2005年)
あくまでもこのようなフードは歯ブラシの補助用として使う事ができたらよいのですが、猫が口を触らせてくれない、飼い主さんが忙しく毎日ケアを出来ないが猫のお口のケアは気になるという時、使ってみるのもありだと思います。
猫の口内炎
人間も同じですが、猫も口内炎になると口の中が痛く、口を開けるのも億劫になり、猫特有のグルーミングでさへもできなくなります。
猫の口内炎とは口の中の傷によるものなどでも発症しますが、多くは内科的疾患が原因によって起こります。
内科的疾患とは猫カリシウイルスや猫ヘルペスウイルス、猫白血病ウイルス、猫免疫不全ウイルスの感染や猫白血病ウイルス(FeLV)感染症や猫免疫不全ウイルス(FIV)感染症などの感染症によるもの、また、免疫力を低下させる糖尿病、腎不全による尿毒症などによっても発症することがあります。
猫のお口お手入れグッズ
あまり見慣れない猫のお手入れグッズ、お手入れをやってみようという飼い主さんはまずはグッズを集めてみましょう。
猫口ケア ティースブラシ
15°に曲がったハンドルと細いブラシ部が特徴。猫の歯をていねいにブラッシングするのに適した歯ぶらしです。ブラシをセットする方向によって2種類の角度で使用することができます。磨きやすいほうにブラシをセットしてご使用ください。
猫用ゆび歯ぶらし
歯ブラシで磨きにくかった箇所も簡単に磨くことができます。また、歯ブラシを嫌がるネコちゃんにもより簡単にブラッシングが可能になりました。
猫用液状はみがき
「ネコちゃんが歯磨きを好きになる」というコンセプトです。ネコちゃんが“おいしい”と感じられるミルクフレーバーで仕上げました。歯ブラシやガーゼに1~3滴たらしてから歯磨きをしてあげてください。歯磨きの後に飲み込んでも大丈夫です。キシリトールは使用せず、リンゴの蜜の成分でもあるソルビトールを使っています。
トーラス 歯磨きが苦手な子に 食後の歯磨きゼリー
歯周病のリスク
猫も人間もお口のトラブルは避けたいもの。口に問題があると食べる事に支障をきたします。猫が食べにくそうにしていたり、食欲が落ちてきたらお口トラブルかもしれません。歯磨きをどうしても嫌がる子はジェルなどもあるので獣医さんに相談してみましょう。
とはいえ、猫外歴10年の私も猫の歯磨きはこれまでノーマークでした。すでに幼猫ではありませんが、最近ではくつろいでゴロゴロしている時に口をさりげなくあけて歯の状態をチェックするようにしています。獣医さんにかかると治療費も高額だし、猫にとってもストレスになるのでできれば日頃からのお手入れで健康なお口の状態を維持できればいいですね。
嗜好性がよく、無刺激なので嫌がりません。