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ペットブームの陰で、日本の悲惨な猫事情(概要)

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日本の猫事情(概要)

近年、日本で飼われている犬や猫の数は2000万匹を超え4割以上の家庭でペットが飼われている計算になります。
少子化が進む日本では、子どもの数よりも家で飼われているペットの数が多いとも言われています。

悲惨なペット業界

悲惨なペット業界

通常始めてペットを飼おうと思った場合、まず立ち寄るのがペットショップという方が大半だ思います。
しかしそんな多くのペットショップの犬や猫達は狭いケージにいれられ、生後間もなく親から引き離され販売されるという現状があります。
一日中明かりのついた場所で散歩もする事もなく人の目に晒されている動物たちはどんな気持ちなのでしょうか。
また、そんな仔猫や仔犬達の多くはブリーダーからセリにかけられペットショップにやってきます。

悪質ブリーダー

ブリーダーにはパピーミル(仔犬仔猫生産工場)と言われる悪質なペット繁殖業者がいて劣悪な環境で親犬、親猫をひたすら交配させお金の為だけに繁殖をさせています。
例え親犬親猫が病気になっても病院に連れていくことはなく、使い物にならなくなったら身分を隠し保健所に持ち込んだり、山など人目のつかない場所に置き去りにするという悲しい現実もあります。
そして、そんな親犬、親猫から生まれた子供たちは何らかの病気を抱えている可能性も大いにあるのです。

物として扱われる命

物として扱われる命

家族として大切にされるペット達もいれば、その一方でただの商品として扱われる命もあります。
悪質なペットショップでは売れ残りの買い手がつかない子達は保健所に持ち込まれます。
また、ブリーダーの崩壊もよく耳にするニュースです。繁殖させるだけさせて面倒が見きれなくなったと放置する、その現場はまさに地獄絵図だといいます。
また、一旦迎え入れても、人間側の事情で飼えなくなったと保健所に持ち込まれるという事も多いのです。
物言えぬ動物達、悲しすぎる現状です。

まとめ

猫を飼おうとする時、個々の考え方は様々です。ペットショップの方が安心そうだからという声も聞きます。命の大量生産、お金の儲けの為の手段。そんな事はやめて欲しいといくら声をあげても結局は需要があるから供給する側があるのです。まずは命を購入するという消費者側が変わらなければならないのでないでしょうか。
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つくちゃん

動物が好きで子供の頃から犬や猫と暮らし、大人になったら「ムツゴロウ王国」に住むのが夢でした。結婚してからは王国暮らしではありませんが、常に猫数匹とまみれる生活です。

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