猫を飼っていると悩みの種が爪とぎ。爪の引っかかりのよい場所を見つけたらとにかくバリバリ!爪とぎに対して対処方法はあるのでしょうか!?
爪とぎの習性
そもそも何故猫は爪をとぐのか?猫の爪とぎはいくつかの理由があります。
古くなった外側の爪を取り除きより鋭くなるようにしている。常に鋭い爪を維持する事で外敵から身を守る武器にしておりとがった爪で木登りなど高い所にのぼり身の安全も確保している。
においをつけてマーキングをし自分の縄張りを示している。
ストレス発散。
とこの三つが主な習性なのです。
いずれにしろ猫の本来持つ習性なので完全に辞めさせる事は不可能です。
また、猫の前足の爪は伸び放題になっているとしまいきれず歩く時にカツカツと音がしてしまいます。
これでは敵に居場所が分かってしまうので伸びてきたら自分で爪とぎをしてお手入れをするのです。
ちなみに後ろ足の爪は研ぐのではなく、歯を使ってお手入れをしています。
対処方法
被害を最小限に抑える為にできる事。まずは爪切り。猫用の爪切りも販売されていますが、人間用の爪切りでも十分です。
猫の肉球を軽く抑えると爪が飛び出すので先の方を切りましょう。その時根本にある血管を切らないように要注意です。
爪切りは獣医さんに行く時も切っておくと安心なので日頃から慣れさせておく方がお勧めです。
爪を切る時は抱っこして動かないようにし切りますが、そもそも抱っこや拘束されるのを嫌がる猫もいます。
仔猫から飼う場合は幼い頃から爪切りに慣れさせておく事が大切です。どうしても暴れる猫はタオルなどでくるんでするとやりやすいですよ。
対抗策
そして次なる対策は爪とぎです。一つでは足りないのでいくつか置くのがお勧めです。
キャットタワーについているものや、300円程度で販売されている単体の物。
また、インテリアを気にされるなら数千円はしますが可愛くおしゃれな物も販売されています。
※爪とぎのご紹介はこちら 「価格重視かデザイン重視か!爪とぎもインテリアになる、色んな爪とぎを見てみよう!」
爪とぎは段ボールで作る事もできます。もし家に段ボールが沢山ある方は猫の為に段ボールを貼り合わせて作るのも愛情たっぷりでいいかもしれません。
さて、爪とぎは出来れば立てて設置してやるのが効果的です。
猫は高い所に爪とぎし自分の大きさを誇示するという習性があります。
壁などに垂直に設置すると使ってもらいやすく爪も砥ぎやすいようです。
段ボール製の安価な爪とぎはすぐにボロボロになってしまうのでこまめに買い替える事も必要です。
しかし、ここまでしても、爪とぎは他でもやっちゃいます。
爪を研ごうとしたらすかさず爪とぎをあてがう。
爪を砥いでほしくない所で研ごうとしたら大声を出す。(体罰はNGです。)霧吹きなどで水をかけびっくりさせ辞めさせる。
壁ならば腰壁を貼る、また爪がっかかりにくい壁紙もあります。
我が家は壁紙がばりばりになってしまったのでペット対策用の壁紙に変えたところ爪をとがなくなりました。いつもの癖で爪を砥ぐ仕草はしますが壁には傷がつかず効果を発揮しています。猫用壁紙、個人的にはかなりお勧めです。
スーパー耐久性[ペット対応]
猫が好きな定番はソファや布製のリビングチェアなど。
予め猫を飼う事が想定されるならば、購入時に布製や革製を断念するの一言です。
ぼろぼろになった家具の修正は難しく、最終的には買い替えしかなくなってきます。
そして、一度爪を研がれたら臭いがつくのでお決まりの場所になってしまいます。
ちなみにうちの猫は革製の靴、革製のかばんに目を付けました。
自宅の物ならまだいいのですが、時には来客者のかばんにまで、あれほどひんやりとする事はありません。
まとめ
まさしく、猫にしつけられたといっても過言ではありません。