自作にしろ、市販にしろおもちゃで遊ぶのもありですが、時には飼い主側も体を動かして全力で遊んでみましょう。
かくれんぼ編
タイトル通り、かくれんぼです。部屋の中ですぐにでも遊べます。狩猟本能を刺激して、こちらがそぉ~っと物陰から顔を出します。猫は「なにがはじまる?なにしてるの?」という視線を送ってきます。それがまた可愛かったりします。しばらくそれを続けると猫もたまらなくなって走ってきます。
そしてらまた、隠れての繰り返し。もの凄く単純でかつ根気のいる遊びですが、受けはいいようです。
あ、一つ付け加えると、隠れる方は永遠にこちら側です。猫は隠れるかもしれませんが見つけてからのリアクションが薄いので面白みにかけるのです。
追いかけっこ
これはあんまり人に見られると恥ずかしいのですが、腰に紐を巻き付けてしっぽのようにして走りまわるという遊びです。紐は短すぎず長すぎず、床に付くか付かないかの長さが最適でしょう。
ちょっとやそっとじゃ奪われないようにします。部屋の中を走り回ると、猫さんも喜んで追いかけてきます。嬉しがって走っていてふと後ろをみると、当に飽きて冷めた目で遠くから見ているという事態もありますが、とにかくお互いの運動不足にいいでしょう。
おもちゃ番外編として
キラキラボール
おもちゃとして販売されているのではない100円均一にもあるキラキラボール。これはどの猫にも受けがよいように思います。投げると大喜びで取りにいきます。
ただそのままかじってごっくんとしてしまう子もいるので要注意。
100円でも沢山入っているし手軽に手に入るので試してみてくださいね。
遊ぶ時は環境を整える
猫と遊ぶ時はまず危ない物がないか環境を整える方がよいでしょう。
獲物を捕まえようと必死になると猫は周りが見えません。運動神経がよさそうですが獲物に集中してしまうと滑ったりずっこけたりもします。
まづは周りに尖ったものや落ちそうなものがないかを確認します。なるべく広い場所で遊ばせるのも一つです。
ジャンプして着地した先にごちゃごちゃと物があふれていたら危険です。
また、フローリングのような滑りやすいところで急に方向転換をしたり、何度もジャンプさせるなどは猫の足腰に負担がかかります。
できれば絨毯の上やベッド、ソファの上などで遊んであげるのがよいでしょう。
猫と遊ぶ時のこつ
市販のおもちゃや自作のおもちゃ、そして自らの体を使って遊ぶ時、猫が夢中になって遊んでもらうにはコツが必要です。
猫が遊ぶのは狩猟本能によるものが大きいのです。ですのでこの事を頭において遊ばなければなりません。
ネズミ、鳥、虫・・・・。動きを想像しながらおもちゃを動かします。
すばしっこく、もぞもぞ、ヒラヒラ、パタパタと。捕まえられそうになったら身を隠したり逃げまどいます。
猫は獲物を仕留める時、獲物をじっとみながらお尻を高く上げてフリフリとし準備態勢に入ります。
この時に飼い主は我慢しきれず遊ぶのをやめてしまってはいけません。
猫に襲われるのをじっと待たなければならないのです。
おもちゃを使って遊ぶ時、最終的に猫に獲物をゲットさせてやる事も必要です。
追いかけ続けて結局仕留められなかったでは、本来のストレス発散の意味がなくなってしまいます。
猫と遊ぶ時の注意
仔猫時代は、飼い主が手で遊んでやると前足で掴んで後ろ足でキックするという遊び方をする事があります。
かわいいのでついつい相手をしてしまいますが、実際のところ手で遊ばせるのはNGなのです。
猫は母猫や兄弟猫と遊ぶとき、噛みつきながらじゃれあって力加減を学びます。すなわち社会性を学びますが、こういった環境にない場合、飼い主がじゃれさせ少々ならと思い噛みつかせて遊ぶと猫は加減がわからず噛みついていいものだと覚えてしまいます。
間違った覚え方をして大人になっても噛み癖が直らないといった事もあるのです。