意外と知られていない保険についての事。
詳しく検証してみましょう
保険の種類
まずは保険の種類をみてみましょう。ペットブームの昨今、多くの会社がペット保険を扱っています。
アニコム損保やアクサ損保、ソニー損保などが有名所で、他にも携帯会社のauやdocomoなども保険を取り扱っているようです。保険会社には一般的な保険会社と規模の小さい少額短期保険業者と2種類あります。後者は2006年から誕生した新しいタイプの保険会社でまだ比較的知名度が知られていないようです。保険会社は現在十数社ほどあり、補償内容も様々。どこを選んだらよいか本当に迷いますよね。ネットで検索するとわかりやすく比較しているサイトや口コミを集めているサイトもあるので参考にしてみましょう。
基本的には病気や手術、怪我などの通院や入院に対する補償ですが、掛け金によっては治療費の5割や7割しか補償がきかなかったり、限度額があるのでよく検討しなければなりません。
補償内容
次に補償内容ですが、人間と同じく病気や怪我の補償が基本です。
ワクチンや去勢・避妊手術は適用外になります。
また、耳掃除や肛門絞り、爪切りや歯石取りなども適用外になります。
先天性異常や保険加入前にかかっていた病気も適用外になるので気をつけなければなりません。
補償もさることながら、24時間獣医師さんが相談にのってくれるサービスを付帯している所もあります。猫は誤飲や嘔吐する事が多いので診察時間外などに電話で相談できるのは心強いですね。
何歳から加入するのか、全額負担(上限有)、一部負担にするのかとっても悩む所ですね。
保険補償外の治療
保険には補償外の治療もあります。
保険に入ったけれどあれもこれも補償外だったという事にならないよう加入する保険会社がどこまで補償してくれるのかよく調べておく方がよいでしょう。
以下、補償外のもの(一部保険会社では補償されるものもあります。)
・ワクチン接種、健康診断
・保険加入前からの病気や怪我
・去勢、避妊手術
・ワクチン接種によって予防できる病気
(猫汎白血球減少症、猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)、 猫白血球ウイルス感染症、猫免疫不全ウイルス感染症)
・肛門腺しぼり
・先天性の疾病
・安楽死の費用
などが多くみられる補償外の内容でまだまだ細かい除外内容が沢山あります。
保険を検討される場合はよく調べた上で加入しなければいけませんね。
人気の保険会社
ペットの保険会社は色々あってどれがいいかわからない!とお悩みの方、オリコンのペット保険ランキングなど世間一般の口コミを参考にしてみるのもいいかもしれません。
ちなみにオリコン2014年度1位はペットメディカルサポート(PS保険)です。ペットメディカルサポートの強みは保険料の安さでしょうか。
販売店がなくインターネットのみに特化しており、その分の人件費等のコストを削減している為保険料を安くできるという仕組みです。
販売店がないというのは逆にいうと不安要素かもしれませんが、これだけ人気が高いという事は電話サポートなどがしっかりしているという事でしょうね。
掛け金のタイプも50%補償プラン・70%補償プラン・100%補償プランと3通りあります。
ちなみに猫3歳の場合掛け金は月々、50%で1640円、70%で2260円、100%で2870円と見積もりがでました。
特約で火葬費用も30000円までなら支払いをしてくれる「火葬費用等担保特約」を別途料金で付ける事ができるようです。
ついで2位はペット&ファミリー少額短期保険(げんきナンバーわん)です。こちらもやはり人気の理由として掛け金の安さでしょう。
ペット&ファミリー少額短期保険会社ではランキングに上がった「げんきナンバーわん」と新たに追加された「げんきナンバーわんslim」というプランも人気のようです。このプランの二つの違いは補償内容の幅と免責金額にあるようです。気になる方は問い合わせてみてください。
そして3位はアニコム損害保険(どうぶつ健保ふぁみりぃ)です。
アニコムは信頼度の高さからでしょうか。そしてホームページでは全国すべての動物病院で対応可能と謳っています。
恐らく大抵の動物病院で窓口精算ができるのではないでしょうか。ちなみに保険料を見積もってみると他の保険会社と比較して安くも高くもないといった感じです。
保険のランキングは当記事でも参考にさせていただいたオリコンや楽天、人気保険ランキングなどでも見る事ができます。
まとめ
ややこしい保険比較、ランキングサイトをみて勉強してみてくださいね。