キャットフード売り場に並ぶ色んなメーカーの色んなフード。キャットフードにはドライフードとウェットフードがあります。
それぞれのメリット、デメリットを知っていきましょう。さて、あなたの猫ちゃんはどれがお好みでしょうか
ドライフードのメリット、デメリット
<メリット>
ドライフードはウェットフードに比べて同じ量でもカロリー摂取量が多いのが利点です。
適度な硬さが歯周病予防にも有効です。
また扱い易さも良い所で常温保存が可能で比較的長い間おいておけます。
ドライフードはウェットに比べて臭いが少ないので、使いかけのフードはパウチをきちんと閉めるか密封容器に保管し臭いがとんでしまわないようにするのがおすすめです。
コストに関してもウェットフードに比べて安く2匹以上で飼う場合はまとめ買いも出来るので余計にコストがかかりません。
犬と違い猫は一度に与えられた量を食べてしまうという生き物ではないので、この点からしても少し食べてから残りは後でという事ができるのがドライフードです。
<デメリット>
デメリットとしてはウェットフードに比べると水分の含有量が少ないので水分不足になりやすい事です。
また、酸化しやすい事があげられます。
ウェットフードのメリット、デメリット
<メリット>
ドライフードに比べ水分量が多く素材の味を生かした物が多いのが特徴です。
素材もチキンやカツオ、マグロなど様々あり味も楽しめるので猫も飽きません。
未開封であれば保存がきくなどがあります。
<デメリット>
開封後は冷蔵庫に入れ保管しなければなりません。また食べ残してしまうと傷んでしまうので一回で食べきる事が出来る量をあげなければなりません。
必要なカロリーを満たす為には多くをあげなければなりません。
どのタイプのキャットフードを選ぶか
多くの猫はウェットフードが大好きです。
ウェットフードの缶詰をあける「カチッ」とした音がしただけで数秒後にはどこにいても集合しています。
猫が喜ぶ姿をみると毎食おいしいウェットフードをあげたいとは思うのですが、コストを考えるとそんな事もしていられません。
でも短い人生、おいしく物を食べさせてあげたいとも思いますよね。
うちの場合は基本は身体によさそうなドライフード(室内飼い、運動不足になりがちな猫さん用)をあげつつ、夏場の食欲が落ちてそうな時や週に一回のごちそうデイ、はたまた飼い主が旅行に行くときのお詫びのごちそうなどにウェットフードやクリームの入っているようなカリカリをあげています。
個人的には缶詰は食べた後の缶をすすぐ作業や燃えないごみの日を待って捨てたりするのが億劫なので缶詰は敬遠しているのですが、最近では缶詰だけではなくパウチやカップなどもあり燃えるゴミでだす事も可能な物があり助かります。
多くを食べない猫ちゃんはこのような少量のパウチなどを購入してあげるのもお勧めです。ちなみにウェットを一回であげきれない場合は冷蔵庫で保管し3日間位であげきるのが理想です。
ライフステージに合わせたキャットフード
人間と同じく猫も離乳期、成長期、高齢期とキャットフードを変えていかねばなりません。
離乳期は猫用ミルクから幼猫用フード、成猫期にはバランスのとれた食事、高齢期は消化がよく柔らかい食べやすい物を与えるのが良いでしょう。
また、腎臓病や糖尿病などを患ってしまった猫ちゃんには療法食も販売されています。
ただし、この療法食は獣医さんと相談しながらあげるのが鉄則です。