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猫好きにはたまらない。猫だらけの場所、いざ猫の聖地へ!

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いざ猫の聖地へ

最近話題の猫の島。本来野良猫さんはどこのどんな地域にでもおりひっそりと身を潜めて生きています。そんな猫さん達を優しく見守り、観光の一環にまでもしてしまった地域。それを猫好き達は「猫の聖地」と呼びます。飼い猫だけではあきたらず更に猫と戯れたい人。とにかく猫が好きな人、いざ「猫の聖地」へ。

宮城県石巻市 田代島

宮城県石巻市 田代島

出典:石巻市

現在、田代島には社団法人 田代島にゃんこ共和国という組織があります。

震災以前、田代島は猫の島としてメディアに取り上げられ、観光客が日本国内のみならず海外からも増えつつあったそうです。
ところが、震災があり田代島も壊滅的な被害を受けました。
石巻市は島の復興の為、島の宝である猫にあやかり震災復興プロジェクトを立ち上げたのです。

そもそも田代島では昔から大漁を招く、海難事故を防ぐなどとして「猫神様」が祀られており猫は大事にされてきました。
それゆえ、島では猫が自由に暮らせる環境となったのです。

田代島は石巻市の離島で周囲11.5kmの小さな島です。
アクセスは石巻港から定期船で移動になります。
人口は60名ほどで猫の方が人間の数より多いと言われています。

観光は復興支援にもつながります。猫好きな皆さま田代島の猫さんに会いに行ってみてはいかがでしょうか。

広島県 尾道

広島県 尾道

出典:ぐるたび

広島県尾道はもともと「文学の町」、「坂の町」として有名です。
海と山に囲まれ狭い平地に市街地が広がる尾道は石畳の風情ある坂道が多く見られます。
そんな美しい町に滞在する文学者も多かった事から文学でも有名になりました。千光寺山山頂から続く約1kmの散策道には正岡子規などを代表する文学者の一節が刻まれた25の文学碑があります。
そんな美しい町は「猫の町」ともいわれ昨今ブームにもなっています。尾道には「猫の細道」という通りがあり、その通りにはそこかしこに
絵師の園山春二さんが作り出す「福石猫」が置かれています。この「福石猫」を撫でるといい事が起こるとかいう噂も。
もちろん「福石猫」の他に本物の猫さんにも出会える事必至です。

ちなみに尾道の「キャットストリートビュー」なるものも人気沸騰中。
「かんぱい広島県」という観光プロモーションの一環で世界初猫の目線のキャットストリートビューを公開しています。
その名の通り猫の目線でのストリートビュー。看板猫ちゃんなどがいる場所には猫のマークが付いていて尾道編では合計95匹もの猫ちゃんと出会えるようになっておりちょっとしたゲーム感覚で見る事もできます。
広島CAT STREET VIEW -- 尾道編 --
しかしながらこれを考えた人はすごいですね。アイデアもさることながら製作も大変だったのではないかと思います。
そしてなにより観光プロモーションとして県が取り組んだ事が素敵です。
これからも猫が大事にされる事間違いないでしょうね。

愛媛県 青島

愛媛県 青島

出典:GIGAZINE

青島は愛媛県大洲市長浜町の瀬戸内海に位置する島です。島民15名に対して猫が100匹として取り上げられ有名な猫島。
島に渡るフェリーは一日2便、しかも定員は34人だそうで、定員オーバーの為に乗る事が出来ないという事態が発生しているそうです。
青島はもともと観光地ではなく、宿泊施設はもとより売店などもありません。
猫は住民の飼い猫から始まり繁殖が止まらず増え続けるようになったようです。メディアで取り上げられ一気に有名になり猫を目当てで訪れる人が増えたが実際の現場ではあまりウェルカムではないようで定期船に住民が後回しにされてしまう事や餌やり、ごみの放置など様々な問題が起きているらしいのです。
群がる島の猫の写真を見ていると可愛いを通り越して、池でブクブクと寄ってくる鯉の群れを思い出してしまうのは私だけでしょうか。
日本人は流行りが好きなのでいずれこの青島への観光客も減ってはいくかもしれませんが、住民の方やのんびり島ライフを楽しんでいる猫達に迷惑がかからないよう節度あるふるまいをしてほしいものですね。

まとめ

ご存知の通り猫の繁殖力はすさまじいです。猫を大事にしていた結果、沢山の猫が住むようになった地域もあれば繁殖を止められず膨大な数になってしまった地域もあるでしょう。猫ブームで穏やかな地域がなにかのきっかけで急に観光地化してしまった場所も。訪れる観光客の皆さんは節度ある行動で穏やかに猫達を見守ってあげてほしいですね。
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つくちゃん

動物が好きで子供の頃から犬や猫と暮らし、大人になったら「ムツゴロウ王国」に住むのが夢でした。結婚してからは王国暮らしではありませんが、常に猫数匹とまみれる生活です。

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