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脱走防止について

万が一猫が脱走してしまったら!探し方のコツやすぐにやるべき事。

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猫が脱走してしまったら、心配でいてもたってもいられなくなりますよね。
猫を探すのに効果的な方法をいくつかご紹介したいと思います。

まずは周辺捜索

猫が外へ出てしまった場合、おかしな事に自分から出たにも関わらず、多くはびっくりしてその場で固まってしまうか、隠れられる場所に身をひそめてじっとしています。遠くまで走って逃げる・・・なんて事はあまりありません。
これは室内飼の猫の場合、屋外にテリトリーを持たないからのなのです。
テリトリーを持たない猫はそう遠くまでウロウロと移動しません。せいぜい自宅から半径50mほどの距離と思っていいでしょう。
いなくなったら出来るだけ早く行動し、自宅の周辺を徹底的に探します。

まず探し方ですが、もし猫が見つかってもびっくりして逃げてしまう場合がありますので探す時はキャリー持参で名前を呼びながら猫を探します。また、餌に釣られて出てくる事もあるので缶詰などのにおいがするフードを持ち歩きながらもよいと思います。
探している途中、近所の人に出会ったら「猫を見かけませんでしたか?」「猫がいなくなったので、見かけたら教えてください」と声をかけて素直に助けを求めましょう。
動物を飼っている人は私の経験上とても親身になって心配してくれます。

探す場所は路地や物陰、茂み、マンションなら室外機の裏など狭くて暗い場所にひそんでいる事が多いのです。
脱走してから1日以上経ってしまっていた場合、日中ではなく猫が活動しだす夜間の方が見つかりやすいと言われています。

見つけられない場合

周辺を捜索しても見つからない場合、まずは警察、動物愛護センター、保健所に連絡をいれておきましょう。
迷子猫が届けられ飼い主が見つからない時、最悪の場合は殺処分の可能性もあるのです。
そして、怪我をして動物病院に運びこまれる場合もあるので近隣の動物病院にも連絡しておいた方がよいでしょう。
連絡を済ませた後は貼り紙やポスティング作戦です。
猫の写真を分かりやすくのせ、名前や特徴、見かけた場合の連絡先を明記します。
そして、近隣のスーパーやマンション、ご近所の塀、動物病院など可能な限り許可を得て貼ります。同じように動物を飼っている人は飼い主さんの気持ちを察し、貼り紙を気にして同じような特徴の猫を見かけると電話してくれたりします。

猫捜索チラシ作成

迷子ネコチラシ

猫の捜索チラシですが、自分で作るのは難しい、パソコンが苦手、大量に印刷したいという方の為に便利なサイトがあるのでいくつかご紹介いたします。

【チラシテンプレート配布】
「書式の王様」・・・迷子チラシのテンプレートを無料で配布しています。会員登録(無料)が必要ですがA4サイズ、Wordで作成できます。

白足袋猫の足袋ぃにゃん・・・個人ブログの方ですが、こちらはプリンタで印刷し手書きで必要事項を書き込み、猫の写真を貼りコンビニなどでコピーすればいいようになっています。猫がいなくなって気が動転している時はパソコンの操作も大変ですよね。手書きで書き入れる事ができるのはとても簡単でいいと思います。

サクラ犬具製作所・・・犬の首輪を販売されている会社のHPですが猫の迷子チラシも作ってくれています。PDFなので上記と同じく手書きにて必要事項記入と写真を貼ってコンビニで印刷するタイプです。

【チラシ制作&印刷】
ねこてっくす・・・迷子ペット飼い主さんのポータルサイトと謳われていて頼もしい限りです。チラシ制作&印刷はもちろん、HPには猫の捜索の仕方や猫を見つけた時の捕獲の仕方、また、逆に迷子猫を保護した時の対処方法まで記述されています。
チラシ制作料金は100枚(デザイン+印刷+送料込)で7,250円(税抜)とされています。

迷子ペット.net・・・チラシの制作、印刷の会社です。デザインや写真の枚数が選べるのが特色です。チラシ制作料金は100枚(デザイン+印刷)で4,000で(税抜)とされています。

このようなチラシ印刷のプロに頼むとデザイン的にも目を引き効果倍増のような気がしますね!
データだけの注文もできるようですね。自宅で枚数を決めて印刷するのに便利ですね。

迷子掲示板

ネットには迷子掲示板というサイトが多数存在します。今ではツイッターやフェイスブックのようなSNSで拡散してもらえる事もできます。
そんなサイトを除くと迷子猫を保護している人と捜索している人が奇跡的に合致するケースもあるようです。
猫の特徴、写真、いなくなったおおよその場所を投稿し協力を得ましょう。
以下いくつか掲示板を紹介します。

迷い猫.NET・・・有名な猫サイトですね。掲載数や訪問数もかなり多いほうではないでしょうか。姉妹サイトに里親サイトもあります。
都道府県別で閲覧する事ができとてもわかりやすいです。

ネコサーチ・・・写真が大きくてわかりやすい。ツイッター、フェイスブックにも同時掲載。保護した場合の情報も掲載できる。

ネコジルシ・・・猫好きのためのポータル&コミュニティサイトです。猫全般の情報の中に迷子猫掲示板のコーナーがあります。
露出度は少ないですが登録しておいて損はありません。

獣医師広報板・・・個人の方運営しているサイトです。動物関係全般の情報を発信しており動物愛護のくくりの中で迷子掲示板があります。

まだまだ規模は大小ありますが迷子猫投稿できるサイトやSNSはあります。
いづれも無料投稿のところばかりなので投稿して少しでも情報を得られる方がよいでしょう。
また、無事見つかったら投稿したサイトに連絡して情報の取り下げや見つかった経緯を連絡しましょう。
サイトによっては見つかった経緯を掲載しているので、いまだ捜索中の人の参考や励みになると思います。

ペット探偵

調査費は高額ですが、ペットを探してくれる専門探偵がいます。大げさな感じもしますがプロのノウハウを頼って検討してみるのもいいと思います。

ペットレスキュー・・・神奈川県の会社ですが全国出張ありだそうです。電話による無料相談、アドバイスも行っているとの事。
電話の感じで依頼するかどうかを見極めるのもありだと思います。1日8時間作業で3日間1クール 、1クールあたり64,800円と記載されています。出張の場合別途費用が必要だそうです。

ジャパンロストペットレスキュー・・・1日8時間、計3日間の捜索で74,000円(税抜)との事です。こちらは交通費、ポスターチラシ代が含まれているとの事ですが、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県(島しょの一部を除く)以外の捜索は距離により、割増料金が発生いたしますと記載されています。

日本動物探偵社・・・オリジナルの猫捕獲器をつかったり聞き込み捜査や飼い主の声を録音して人の入れない所で流すなど独自の操作方法で頼りがいがありそうです。料金は一日操作で18,000円ポスター別とあります。こちらもやはり東京の会社なので東京近郊以外なら出張費がかかるようですね。

迷子猫を保護したら

迷子猫を保護したら

もし逆に迷子猫を保護したり見かけたら、自分には何ができるのでしょうか。
私にも経験がありますが、首輪を付けている、首輪はしていないが妙に人懐っこい猫などを見かける事がごくたまにあります。
猫好きとしては放っておけません。
もし同じ場所に何日もいて写真が撮れそうなら迷子猫の保護側に投稿してみてはいかがでしょうか。また捜索中の猫に該当するような子がいないかも見ましょう。そして、状況的に保護出来るようなら保護し念の為動物病院に連れて行ってあげてください。
元の飼い主さんが届を出しているかもしれないので近隣の警察署、動物愛護センター、動物病院などに連絡するのもいいと思います。

近所の猫に頼む(余談)

ツイッター

出典:Twitter

脱走に関して調べていたらなんと”近所のボス猫に頼む”という方法も発覚しました。

猫はある程度人の言葉がわかるという説から「うちの猫を見かけたら戻ってくるように伝えて」など声をかけておくと本当に帰ってきたという人も!信じるか信じないかは別としてこんな話もあるんだなぁとびっくりしました。

まとめ

猫が脱走してしまったら気が動転して何をどうすればいいかわからなくなりますよね。自宅からの脱走ならとにかく近辺を探す事。一日たっても見つからなければ貼り紙作戦です。経験上、家からすぐの所で見つかった場合と、貼り紙を見た人が連絡をくれた場合両方のパターンで見つけられた事があります。迷子の猫ちゃん、早く飼い主さんと会えますように。
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つくちゃん

動物が好きで子供の頃から犬や猫と暮らし、大人になったら「ムツゴロウ王国」に住むのが夢でした。結婚してからは王国暮らしではありませんが、常に猫数匹とまみれる生活です。

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