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猫アレルギー対策

家族がアレルギーだったら(概要)

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猫を迎えいれる際に予め注意しておきたい事は色々ありますが、もし同居する家族が猫アレルギーだったらという点は非常に重要な問題になります。
こればっかりは一筋縄でいきません。対処法はあるのでしょうか。

アレルギーとは

アレルギーとは

現代社会ではアレルギーは深刻な問題です。今では人口の3分の1が何らかののアレルギーを持っているのと言われています。
杉やヒノキといった植物に対するアレルギーやダニやほこりといったアレルギーなどは有名ですが、動物に対するアレルギーも沢山の種類があります。犬や猫、ハムスター、ウサギなど動物の種類によっても違うのです。
そもそもアレルギーとは異物が体内に入ってこようとする際に免疫機能が過剰に反応してしまう事です。
アレルギーを引き起こすかどうかは体質によるものが大きくなにかをしたからといって簡単に治る病気ではないのです。

猫のアレルギー

様々なアレルギーの中でも猫のアレルギーは最も厄介なように思います。
アレルギーを引き起こすアレルゲンですが、猫のアレルゲンは毛、フケ、膵液、排泄物などです。
猫のアレルゲンは猫の膵液に含まれる「Fel d 1」というタンパク質で猫が毛繕いをする際に身体の至る所についてしまいます。
また、猫のフケは非常に細かく軽いので空気中に長い間浮遊し、カーテンなどのファブリックに付着してしまうので除去が難しいのが厄介な点なのです。

猫を飼う前には要検査

実際に猫を飼い始めて家族がアレルギーになったからと言って保健所に猫を持ちこむような無責任な飼い主もいまだにいるのが実情です。
猫を迎える際には事前に病院で血液検査等のアレルギー検査を受けましょう。
猫に対しての個別の検査も可能です。また、猫カフェや猫のいるお宅に行き猫と触れ合いアレルギー反応が出ないかも試してみましょう。
今現状アレルギーを持つ家族がいなくても、新婚の家庭などは将来的に子どもができ、その子どもがアレルギーになる事も多いにありえます。一度猫を迎えると生涯を全うするまで十数年のお付き合いになります。
大げさではありますが将来設計も大事です。アレルギーの件に関しては簡単な事ではないので慎重に考えましょう。

アレルギーは治るのか

アレルギーは治るのか

猫が好きだけど猫アレルギーがある、また、既に猫と暮らしていて生まれた子供が猫アレルギーだったという事は少なくはないでしょう。
対処方法などあるにはありますが、肝心なところ、アレルギーは治るのかというのが一番知りたいところですね。
基本的にはアレルギー体質の人は一生のお付き合いになると思います。
ですが、子供の場合は成長により少しは軽減されていく事も。参考までに我が家の10歳の娘の事例をご紹介します。
生後6か月を過ぎたころに血液検査によりアトピー性皮膚炎と診断され、成長に伴い時々で血液検査を行い、ダニ、ハウスダスト、花粉、猫アレルギーが発覚。娘が生まれた頃にはすでに猫と暮らしていましたが、猫を手放す選択肢はなく、掃除の徹底や猫をお風呂にいれるなど出来るだけの事をしつつ今に至る。その後も、猫の数は最大3匹にまで・・・。
猫を手放さず、あげくに猫は増えると矛盾してはおりますが、お気楽に過ごしてきたのではなく常に悩んでいたのも事実。
娘の症状は幼稚園時代をピークに徐々に軽減。10歳になる今では乾燥肌で痒みはあるもののかなり改善されました。
これは成長によるものなのかは実際の所わかりません。「アトピー」という病名は「奇妙な、不思議な」という意味だそうです。
このように本当の原因は猫なのか、ダニなのかハウスダストなのかわからないのです。
子供がアトピーなのに猫を飼い続けるなんてと非難される方もいるかもしれません。
ですが、動物と暮らす事により「生き物を思いやる優しさ」「弱いものを助ける、面倒を見る」という子供への情緒的な影響があるのも確かです。
現在普通に暮らしていても蕁麻疹や目の腫れなどの症状は出たことがありませんし、猫カフェなど猫が大勢いる場所へ行っても全くアレルギー反応は起こりません。

まとめ

アレルギーの強さや症状は本当に人それぞれで一概にどうこう言えないのが難しい所ではあり、人それぞれですがうちの子のように軽減されていく事もあるので参考になればと思います。
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つくちゃん

動物が好きで子供の頃から犬や猫と暮らし、大人になったら「ムツゴロウ王国」に住むのが夢でした。結婚してからは王国暮らしではありませんが、常に猫数匹とまみれる生活です。

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